電子ペーパで実現する書籍
近い将来、紙のように薄く曲げられる電子ペーパが実現されようとしています。電子ペーパの応用には電子ブックビューワがあげられますが、いままでのインタフェースは、スイッチを利用するものばかりでした。しかし、紙のように薄い電子ペーパに、ふさわしいインタフェースは何でしょうか。紙のように扱えるなら、曲げる、めくるといったインタフェースが、直感的で分かりやすいインタフェースではないでしょうか。そこで、曲げを使ったインタフェースのコンセプト評価モデルを開発しました。
文献リスト
- Taichi Tajika, Tomoko Yonezawa, Noriaki Mitsunaga, "Intuitive Page-turning Interface of E-books on Flexible E-paper based on User Studies," In Proceedings of the ACM Interfational Conference on Multimedia 2008, October, 2008. (to appear)
- Tomoko Yonezawa, Noriaki Mitsunaga, Taichi Tajika, Takahiro
Miyashita, and Shinji Abe. "Sheaf on Sheet: A concept of tangible
interface for browsing on a flexible e-paper," ACM SIGGRAPH2008, B134, 2008.
- 光永 法明,
米澤 朋子, 田近 太一.
一枚の紙束(TABA):電子ペーパの未来に向けたフリップインタフェース.
インタラクション2008論文集, pp.39--40, 東京都, 2008年3月.
(インタラクティブ発表賞)
受賞等
- インタラクション2008で発表の
「一枚の紙束(TABA):電子ペーパの未来に向けたフリップインタフェース」
(光永 法明, 米澤 朋子, 田近 太一)にて
インタラクション2008 インタラクティブ発表賞受賞 (2008/03/03)
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