Sony α NEX - Nikon S / Contax mount アダプタ


NEX-C3 と自作マウントアダプタに Nikkor S.C. 5cm/f1.4をつけたところ

Sony α NEX に Nikon S マウントのレンズをつけるアダプタを自作してみました。 Nikon S マウント(Contaxレンジファインダー)のレンズには外爪と、内爪とよばれるレンズがあり、同じマウントでも取り付けるための爪がちがっています。外爪用のマウントアダプタは入手が容易なのですが、内爪のレンズ用のアダプタはあまり売っていません。 理由は内爪のレンズにはヘリコイドがないため、マウントアダプタにヘリコイドが必要なためだと思います。たまたま Contax のマウントだけ(カメラから外したもの)が売っていたので、それを利用して作成しました。

マウントアダプタの製作

どうにかして無限遠が出るようにしたかったのですが、たまたま入手していた部品を組み合わせるとうまくいくことが分かりました。レンズ側は Contax のマウントをそのまま利用します。NEXマウント側は、52mmのリバースリングを利用します。間をどうつなぐか悩んだのですが、Aliexpressで買った安い Nikon F マウント用の接写リングの、レンズ側のリングを利用することにしました。

リバースリングはレンズをつけるためのネジ部分を完全になくして平らにし、接写リングはマウント部分の部品を外してしまいます。


接写リングの一番レンズ側。これのマウント部分の部品を外して単なるリングとして使う。

ネジ部分を削り取ったリバースリング(左)と部品を外したリング(右)

リバースリングと元接写リングはエポキシ系接着剤で固定しました。 これに Contax から外したマウントを押し当てればいいのですが、ヘリコイドの外側の筒と、元接写リングの間の隙間を埋めるリングを作ってはめることにしました(Contaxのマウントは無加工)。 レーザー加工機を使わせてもらったのでアクリルで現物にあわせ込みました。


元接写リングとマウントのヘリコイド外筒の隙間を埋めるアクリル製リング
このアクリルのリングをマウント側のヘリコイドにはめ、押し込めば完成です。

NEXマウント側(左)とヘリコイド側(右)

完成した NEX - S マウントアダプタ

はめ合いでとめているだけなので、夏にアダプタは作成したのですが、冬だと少しリングがゆるめになるようです。

作例

マウントアダプタを利用して Nikkor S.C. 5cm/f1.4 で撮影してみました。


カメラ:NEX-C3, レンズ:Nikkor S.C. 5cm/f1.4 (Sマウント), 撮影データ:1/4000秒, F1.4(開放)

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