Arduino とラジコン(RC)用サーボモータを用意します。ラジコン用サーボモータは、信号を与えると特定の角度まで回転する便利な部品です。電源(プラスとマイナス)、信号の3本の端子を使います。メーカによって端子の並びと電線の色(上の図では黄色)が違うことに注意してください。プラスを5Vにマイナス(グラウンド)をGNDに、信号を9番につなぎます。
このプログラムを実行するとサーボホーンが2つの角度の間で往復を繰り返します。
最初の行
#include
でラジコンサーボを扱うためのライブラリを使う準備をします。
Servo servo0;
で servo0 という名前でラジコンサーボを扱えるようにします(変数宣言)。servo0はServoクラスの変数になります。setup()関数の
servo0.attach(9);
の行で9番ピンとservo0を結びつけます。ラジコンサーボの数を増やすときには、変数宣言と、この行を別の名前(たとえばservo1)で追加します。
servo0.write(70);の行でサーボホーンの向きを70に
servo0.write(120);の行でサーボホーンの向きを120にします。数字は0から180が入ります。サーボモータによって同じ数字でも角度が違います(数字は角度ではなくて向きの目安です)。また0や180に近い数値だとサーボモータによっては無理な指示になっていることがある(変な音がするのでわかる)ので、初めて使うときには注意します。
複数のサーボモータを使うと電源が不足して、動作がおかしくなることがあるので注意します。それからサーボモータを使うときには9,10ピンでanalogWriteが使えません。